eBay、Amazonやネットショップで売り上げた米ドル、ユーロなどの海外通貨を日本の銀行に送金する場合、各種手数料が気になりませんか?

例えば、eBay.com(US)での売上金(通貨:米ドル)はほとんどの場合まずPaypalのアカウントに溜まっていきますよね。それを自分の日本の銀行口座(日本円の預金口座!)に移動させる方法として、ここでは下記2つを比較してみます。
(為替レートとして 120円/米ドル を使用)

①銀行経由:
 Paypal→米国国内銀行の米ドル銀行口座→日本国内銀行の米ドル口座→日本国内銀行の日本円口座
②Payoneer経由:
 Paypal→米国国内の米ドルPayoneer口座→日本国内のPayoneer口座→日本国内銀行の日本円口座

まず①の場合、一般的な数字を挙げると、
・Paypal→米国国内銀行の米ドル銀行口座への引き出し : 日本円換算で5万円以上であれば手数料ゼロ
・米国国内銀行の米ドル銀行口座→日本国内銀行の米ドル口座 : 例:$50~$125
   米国国内銀行の海外送金手数料必要 例:$30~$50
   中継銀行手数料(リフティングチャージ) 例:$10~$50
   日本国内銀行の受取手数料 例:$20~$25
・日本国内銀行の米ドル口座→日本国内銀行の日本円口座 : 例:0.05~0.25円/米ドル
・その他、米国国内銀行の口座維持手数料など  例:$2500~$4000/年間

次に②の場合、
・Paypal→米国国内の米ドルPayoneer口座への引き出し :
   Paypal側引き出し: 一定の金額(日本円換算で50,000円)以上であれば手数料ゼロ
   Payoneer側受取り: 振込額の1%(累計支払受取額が$200,000(2400万円)に達した時点でゼロになる)
・米国国内の米ドルPayoneer口座→日本国内のPayoneer口座 : ゼロ
・日本国内のPayoneer口座→日本国内銀行の日本円口座 : 2.0%
(累計支払受取り額の増加に従って、最安で1.2%まで低下※プレミアムサービス
※アカウントから日本の銀行への引出し時の為替レートで段階的に優遇を受ける事が出来る、魅力的なプログラム、とのことですが、下記のように初心者にはなかなか程遠い数字が並んでいます。通常は2~3年はビジネスを展開していないと最安の手数料には届かないでしょう。
   累計支払受取額が$500,000~$1,000,000未満 (6000万円~1億2000万円) →為替手数料が1.8%に優遇
   累計支払受取額が$1,000,000~$1,500,000未満 (1億2000万円~1億8000万円) →1.5%に優遇
   累計支払受取額が$1,500,000以上 (1億8000万円~) →1.2%に優遇

 

でもこれを見てもどちらが得なのかよくわかりませんね、、、
では実際に送金した場合のシミュレーションをしてみましょう(あくまで一例です)

■月1回$10,000(約120万円)を一括送金×年間12回 の場合、年間を通してみると・・・
ヘビーユーザでなければ銀行経由①とPayoneer経由②ではあまり差が出ないようです。
 ①   $2,990~$3,650(ソニー銀行や住信SBI銀行を想定)
 ②-1 $3,600(手数料計3%(米国内の受取手数料1%+日本国内の引出手数料2%)を想定)
 ②-2 $1,440(手数料計1.2%(米国内の受取手数料0%+日本国内の引出手数料1.2%)の最安値を想定)

■月1回$30,000(約120万円)を一括送金×年間12回 の場合、年間を通してみると・・・
銀行経由①の方がPayoneer経由②の最安レートよりも年間$300以上安く利用できることがわかりました。
 ①   $3,590~$4,010(ソニー銀行や住信SBI銀行を想定)
 ②-1 $10,800(手数料計3%(米国内の受取手数料1%+日本国内の引出手数料2%)を想定)
 ②-2 $4,320(手数料計1.2%(米国内の受取手数料0%+日本国内の引出手数料1.2%)の最安値を想定)

■月1回$50,000(約120万円)を一括送金×年間12回 の場合、年間を通してみると・・・
銀行経由①の方がPayoneer経由②の最安レートよりも年間$2,830(約34万円)以上安く利用できることがわかりました。
 ①   $4010~$4370(ソニー銀行や住信SBI銀行を想定)
 ②-1 $18,000(手数料計3%(米国内の受取手数料1%+日本国内の引出手数料2%)を想定)
 ②-2 $7,200(手数料計1.2%(米国内の受取手数料0%+日本国内の引出手数料1.2%)の最安値を想定)

上記の数字は、米国国内銀行の口座維持手数料(代理人への手数料含む)によって上記の数字が大きく変わることがあります。
月1回$50,000以上を送金するようになれば、米国国内銀行の口座維持手数料がさほど高くなったとしても
銀行経由①の方がほとんどの場合お得になることは間違いありません。

※余談ですが、PayonnerとPaypalの手数料比較に関しては下記リンクも参考ください。
 http://jaleno5.php.xdomain.jp/?p=244


では、米国国内銀行に自分の口座を持つにはどうすればいいのでしょうか?
これについては機会があればまた記事にしたいと思います。
お急ぎの方は、お問い合わせフォームよりコンタクトください。