前回までに、eBay輸出、Amazon輸出でのメリット・デメリットをざっとご覧いただきました。
今回は、独自ネットショップを用いた輸出のメリットとデメリットついて言及したいと思います。

【独自ネットショップのメリット】
(1) アカウントのサスペンド・ペナルティがない
eBayやAmazonで出品販売すると、欠品や発送遅延、顧客対応が悪い、
現品が説明書きの内容と異なっている、著作権やブランドを侵害している、、、等々で
顧客の購入体験に悪影響を及ぼす場合は、評価が下がり、最悪アカウントが停止される場合があります。
またいろんな内部規約があるので、それらに違反する出品を行っている場合は
該当出品が削除されるなどの措置もめずらしくありません。

独自サイトの最大のメリットは、上記のようなアカウント停止や出品削除などの憂き目にあうことは無く、
各国の法律の範囲内で運営していればほぼOKという点にあります。

eBayやAmazonだけに頼っているとリスクが大きく、いつ売り上げがゼロになってしまうかわかりません。
そのため、いずれは独自サイトを持ってリスクの低い販売ルートを確保するのが必然の流れになります。


(2) 利益率が高い
出品手数料や販売手数料を徴収されないので、その分利益率が高くなります。
これも大きな魅力です。粗利益率はeBayやAmazonで販売する場合に比べてほぼ確実に高くなるでしょう。
代わりに自分で広告を打つ場合にはその分の費用は自分持ちですが、
ここに関しては十分工夫の余地があります。


(3)顧客単価アップが容易
欠品を頻繁にする商品でも、滅多に手に入らないものでも、
堂々と「無在庫で」並べておくことができるのです。
また、顧客との間でトラブルが発生しやすい中古品販売にも向いています。
そういうものに限って単価が高くとれますよね。


(4) クレーム処理など頭の痛い顧客対応が圧倒的に楽
これは、手を抜くという話ではありません。
出品写真と現物が違う、ちょっと曲がってない?などと難癖を付けてくる割合が
eBay(Amazonも同様)と比べ、圧倒的に少ないのです。
(逆にいうと、eBayやAmazonではそのような輩がいかに多いかが実感できますよ)
自分で顧客対応をされている方は、この対応でどれほど時間をとられているか考えてみてください。

また、この顧客対応は外注化で一番難しい部分。
SOHOに任せるにしても、クレーム対応までこなしてもらうとなれば相当なレベルです。
なかなかそういう人は見つかりませんし、
せっかく時間をかけて育てた優秀なSOHOさんが突然辞めるとなったらどうしますか?
経験と責任感が十分でないSOHOに安易に任せるとどうなるか、、、優秀な貴方ならもうお分かりですネ。
それが数分の一になるメリットは計り知れません。


(5) ショップ自体が自分の資産になる
いざとなれば他者に売却することも可能、それで数百万を得た方もいらっしゃます。
もうそろそろ他のことをしたいなぁ、と思ったらショップを現金化できる
・・・eBayやAmazonではできない芸当です。

【独自ネットショップのデメリット】
(1) 集客に手間と費用がかかる
ブログを多角的に運営することなどで多少そちらからの顧客流入が見込める場合がありますが、
通常はGoogle AdwordsやFacebookなどで有料広告を打つ、
アフィリエーターを募って有料で宣伝してもらう、メルマガでの販促の欠かせない、など、
eBayやAmazonではほぼ不要な仕事が必要となることがあります。

(2) サイトの立ち上げが面倒・・・でもそう思うだけで実際は楽です(^^)
これは言うまでもありませんが。デザインを自分で決め、サイトを作り、カートや決済手段を導入し・・・
のように手間と時間、費用がかかるように見えますが、これについては先入観と実際は大きく違います。
※だからやらない人が多いんですね。
 勿体ない、やってみるとこんなに楽なのに!(ということがなかなか伝わらないのが欠点w)


以上のことを考慮すると、時系列的に次のような流れでビジネスの拡大を図った方が良いと言えます。

・まず最初の段階では、eBayやAmazonで商品を販売する経験を積む
   ↓
・どの商品群がよく売れるか、利益が確保できるか、得意分野・専門分野がどれか、
 自分なりに見えてくる
   ↓
・2~3か月経った段階で、売れそうな商品ジャンルに絞り独自ネットショップを立ち上げる
 但し、eBayやAmazonでの販売もある程度並行して行う


人によっていろいろ意見はあると思いますが、上記の流れはほぼ鉄板といっても良いでしょう。


ここに至って、最初eBayを選択していた場合は大きなアドバンテージが存在します。

それは、、、お分かりですよね?

念のため、次回はそれに触れてみたいと思います。