先日、50ドル前後の商品を買ってくれたブラジルの顧客
から、申告額として「10ドル」を記載してほしいとの依頼が来ました。
※発送方法はePacketを使う予定(上限6000円の保険付ですね)
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I’d like to ask a few questions before bidding.
Would you place a U$ 10,00 value on the customs form for the product + shipping?
thanks
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ブラジルに商品を送るのはある程度リスクが伴うという話
をよく耳にします。
例えば、
・ブラジルの税関を通過するのに極めて時間がかかる
・ブラジルの郵便局員や税関担当者が荷物を抜き取るという噂(真偽は別にして)
・・・


特に、商品が紛失した場合、申告額に記載した金額が最後の頼りです。
(これを基に日本郵便に損害賠償を申し立てることができます)
しかし、その申告額を依頼通り10ドルにしてしまったら・・・
紛失した時のダメージは小さくありません。

なので、
「頑張って50ドル弱の金額を記載するよ~」
と返事したら(これだと全然頑張ってないけどw)

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I’m sorry but U$ 49,00 doesn’t work for me.
Some people here in Brazil believe in this U$ 50,00 or below tax free limit
but I can assure you that there’s no such thing.
Can we go with 1/3 of the value product? thanks
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ブラジル人の多くは、50ドル未満なら関税がかからないと思っているようだけれども、
自分はそうは思わない。その3分の1程度にならないか?と。


更にその理由を説明してくれました。
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it works like this: if your parcel gets seized by customs
you pay 60% x (product + shipping) as federal taxes, this is the IPI,
and then you pay 12% x (product + shipping + IPI) as state taxes,
this is the ICMS and varies 6% ~ 12% depending on which state you live in.

what i can assure you is that once i bought i a thermal t shirt
which cost around u$25,00 for the product and shipping and it got seized by the customs,
it ended up costing me more than $60,00 with taxes.
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工業製品税(IPI)や商品流通サービス税(ICMS)が余分にかかる。
以前、送料込みで約25ドルのTシャツを買ったことがあるが、
最終的に関税や間接税が掛って60ドル以上支払うことになったと。

※JETROにもそれら税金について解説があります
https://www.jetro.go.jp/world/cs_america/br/invest_04.html


ブラジルは紛失・遅延のリスクが高い一方で、
申告額をそんなに低くすると何のために書留(上限6000円の保険付)
にしているかわからなくなってしまいます。


いろいろ説明してくれたけれども、
残念ながら今回はお断りの返事をしました。