企業通訳も手掛けているTOEIC満点レベルの方(Aさん、985点取得者)と僕が通訳・翻訳について最近話をしたのですが、会話をしているうちにその人が驚愕するようなことが起こってしまいました。

それは・・・

Aさん「英語を日本語に訳したり日本語を英語に訳したりするのは、その背景を知っていないと誤訳してしまうことも多い。
例えば”green”が入っている文章だと、”緑”じゃなくて、”環境”を指す場合もあるから。単語そのまま訳してしまうと間違えてしまうよね~」

僕「そうなんだけど、Googleなどはその判断を正確に行うために翻訳の世界じゃAI(人工知能)を採用してきている。
去年は囲碁の世界でも、とうとうプロを打ち負かすようになってきたよね。将棋やチェスなんか人間はもはやコンピューターに勝てないし。
最近は専門的な話でなくて日常会話レベル、簡単なビジネス英語レベルだと、Googleのアプリでもほぼ正確にリアルタイムで訳してくれるよ。」

Aさん「え~でも所詮アプリでしょ?大したことないよ」
※リアルタイム翻訳を使ったことのない人だから、この1年でどれだけ便利になったのかがよくわからないのだ。

僕「僕のiPhoneにGoogle翻訳アプリが入ってるから試してみる? 無料なんだけどなかなかやってくれるよ」

Aさん「オッケー」

アプリに日本語で文章(ビジネス会話レベル)を吹き込み、出てきた英語音声を聞くと

Aさん「え・・・(しばらく言葉が出ない)」

信じられないからどんどん複雑で長い文章を吹き込む。
文字列にすると5行もある入り組んだ日本語文を吹き込んだあと、

Aさん「ほら~ここまでの文だとさすがについてこれないでしょ」

僕「そんな長くてややこしい会話を訳させるのは可哀そうだ。人間でも相当のベルでないと訳せないよ」

Aさん「でもびっくりした。こんなことがもう実現できてるの?」

僕「そう。日英だけじゃなく英和でも同じ。ほぼ同時通訳でここまで訳せてしまう。それもiPhone端末上の無料アプリでこのベルだよ!」

Aさん「うわー、もう英語勉強しなくてもよくなるってこと? こんなんじゃ通訳、翻訳(の職業)なんていらなくなるかも(;O;) 私ヤバい」

僕「今じゃまだ無理だけど、あと5~10年もしたら、専門分野の翻訳まで正確にやってのけるようになるんじゃない? 」

Aさん「これ使ってみて寒気がしてきた・・・」


そう、このGoogle翻訳アプリは無料でありながら、

こちらが日本語音声を吹き込んだら→文字起こし→翻訳→英語での音声アウトプット

までほぼリアルタイムでやってくれるのです。
もう通訳の代わりと言ってもいいくらい。

TOEIC満点レベルの人がここまでビビってしまうほど、進化を遂げているリアルタイム自動翻訳。
我々が輸出ビジネスに使わない手はありません。

もちろん、その業界でしか通用しない専門用語や慣用句は正しく訳されない可能性もあるので
人間の目での最終チェックはまだ必要なこともあるかもしれませんが、
もう英語ができないからと言って、英語を使うビジネスを進める障害にはならない時代なのです。

なので、怖がらずにどんどん輸出物販に挑戦していきましょう!


—– 参考 —–
Googleが提供している「Google翻訳」は2016年で本格提供開始から10周年を迎えています。
(従来は)膨大な量のデータからなるコーパスをもとに翻訳を行ってきたのですが、
2016年9月からは一部の言語で翻訳アルゴリズムを変更し、
人工知能「ニューラルネットワーク」を用いることで、より人間に近い自然言語処理が行える
「Google Neural Machine Translation (GNMT)」を導入しています。
http://gigazine.net/news/20161202-zero-shot-translation/
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